事業の良し悪しを決めるのは組織。成長フェーズだからこそ組織力を強化したい

事業の良し悪しを決めるのは組織。成長フェーズだからこそ組織力を強化したい

wevoxで組織改善に取り組んでいる企業様の導入秘話に迫る「導入事例」シリーズ。
今回は「集まれば新しい価値が生まれる」という考えのもとインターネットに“革命”をもたらす広告システムの構築を行っているログリー株式会社の代表取締役、吉永 浩和さんにwevoxを導入した背景や、実際の導入エピソードを伺ってきました。

今期の経営戦略の1つが、組織力強化だった

– まず始めに、wevoxを導入したきっかけを教えてください

弊社では今期の経営戦略の1つに「組織力強化」を掲げ、年に一度の総会でこの戦略を全社員に共有しました。

ここ2、3年で会社は順調に成長し社員も増えました。現状では、中途で入社した社員が100%ということで、さまざまな文化を経験した社員が働いています。大きな問題を感じたことはありませんが、長期的な成長を見据えると事業最前線で突き進んでいくだけでは、いつか限界が来るのではないかという危機感を持っていました。

– 経営戦略で掲げた「組織力強化」では、具体的にはどのような取り組みを行ったのですか

戦略を発表した直後、社員の1人が、少し前に全社員に向けて行っていたアンケート結果を共有してくれたんです。それは従業員満足度を測るようなものでした。ストレートな回答がほとんどで、ポジティブなこともネガティブなことも両方含まれていました。

すべての意見について取り組むのはなかなか難しいですが、こういった社員の意見を取り入れながら全体を最適化できるものがあるならば、会社としてはやるべきだという判断もあると思っています。社員が思っていることがあれば、会社はそれを素直に改善すればいいだけなので、純粋に改善しやすいと感じました。

– 全社員向けのアンケートは継続していたのですか

見えにくいものがあるなと感じたので、続けませんでした。例えば、社員のやりがいや成長意欲です。もちろん、アンケートの作り方によっては判断できると思ったのですが、少なくとも前回実施したアンケートでは判断できませんでした。そこで、何かほかに使えるものがあるのではないかと探していた時にwevoxに出会いました。

導入のしやすさで選んだ

‐ 他のサービスと比較されましたか

はい、しました。我々が求めていたのは、社員のやりがいや成長意欲など測りにくい項目が測れることと、導入のしやすさでした。いきなり多額の料金を支払うのは避けたいと思っていたところにwevoxのことを知り、まずはやってみよう、そしてどういう変化があるのかを見てみよう、という気持ちで無料トライアルを始めました。まずはやってみるという決断がしやすかったので、導入のハードルは非常に低かったですね。

週1回のサーベイで、回答率は毎回ほぼ100%

– 実際にサーベイを実施されて、社員の方々の反応はどうですか

我々は週に1回サーベイを実施しています。毎回100%近い回答率なのでポジティブだと思っています。wevoxはサーベイの頻度を4週、2週、1週の中から選べるのですが、我々は週1回がベストだと判断しています。変化の激しい業界で勝負している会社なので、リアルタイムで把握できるのは嬉しいですね。質問数は5、6問程度なのでそれほど負担にはなっていないです。

– 回答率を上げるための取り組みとしては、何か実施されているのですか

「回答してください」などの声掛けは、一切やっていません。今期のミッションである、組織力強化を実現するためにこのサーベイが必要だ、ということをしっかり浸透できているのが大きな要因だと思っています。唐突に何の脈絡もなく「今回こういうものを導入しましたので回答をお願いします」というアナウンスだけだと、適当に回答する人も出てくるのかもしれません。

また弊社では、サーベイの結果を全員が見ているのも大きなポイントだと思っています。回答する側も結果が見えないと回答しづらく、続けられないと思うんです。ですので弊社ではそういった面も含め、意図的に全社員にすべて共有しています。

– 全社員に回答結果を公開することに対して、批判的な意見はなかったのですか

まったくありませんでした。元々の考えとして透明性を重視しているので、普段から経営係数から経営課題まで全社員にほとんど共有しています。ですので、サーベイ結果についても、透明性の考え方に則れば全社員共有は当たり前なんですよね。

こういったサーベイの結果を経営陣が見るのは当たり前ですが、社員にも見てもらったほうがいいと思っています。サーベイ結果の中には、経営陣にとって耳が痛いところもあります。ただそれを我々が見て改善していくだけでは足りないと思っています。悪い部分も含めてすべて社員に見せることによって当事者意識が芽生え、社員から改善提案が生まれてくることが大事だと思っています。もしかしたら期待しすぎかもしれませんが、それができれば理想的だと思います。

ログリーらしい組織をつくっていきたい

– 今後つくり上げたい組織像があれば教えてください

ログリーらしい組織をつくりたいですね。世の中には理想的な組織をつくっている会社がたくさんあります。ただ我々はそれらの会社とイコールではありませんし、真似をしても上手くいくものといかないものがあると思っています。今期、いかに組織面を強化できるかが今後の成長戦略上で非常に重要だと思っているので、他社のさまざまな仕掛けや仕組みを参考にしながら、ログリー色をつけていこうと考えています。

– 吉永さん、ありがとうございました!

取材を終えて

長期的に事業の業績を伸ばすため、合理的な手段として注目を浴びているワーク・エンゲージメント。

組織力強化を通じ、従来から大切にされてきた風通しの良い文化に乗せたかたちでwevoxを利用していただいている背景は、大変参考になるインタビューでした。

更なる挑戦をされている吉永さんのサポートをさせていただくことができて、嬉しく思います。

今スタートラインに立ったばかりのwevoxですが、組織面から企業様の成長のお役に立てるように、より一層努めてまいります。

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