成長について社員の自発的な姿勢を引き出すには、キャリア・ディベロップメント・プログラム(CDP)を利用するのが効果的です。
キャリア・ディベロップメント・プログラムとは、社員のキャリア形成を長期的な視点でサポートするためのプログラムです。個人の希望や適性を重視して、キャリアアップを支援します。
エヌ・ティ・ティ・データ社は、個人のキャリアアップを支援するために「プロフェッショナルCDP(Career Development Program)」という制度を導入しています。10種類のキャリアタイプを設定し、さらにタイプを4種類のレベルにわけ、それぞれの能力開発ロードマップを提示しています。
社員は能力開発ロードマップを参考に、自身でキャリア形成のプランを作成。キャリアアップ・スキルアップのための、学習目標や学習プランも自身で考えます。そして、レベル別の研修やセミナーなどを受講し、知識や経験を身につけレベルアップを目指します。
社員がキャリア形成について自発的に考えプランを立てると、仕事に対する意識が高まり、キャリアアッップやスキルアップについてもより積極的に努力するようになります。自社に合わせたプログラムをつくるなどして、社員のキャリアアップをサポートする取り組みを考えてみましょう。