問題解決の際によく利用されているのが、ロジックツリーというフレームワークです。ロジックツリーを使うと問題をロジカルに分解でき、問題の原因や解決策を自然と導き出すことができます。
ロジックツリーは、大きく2種類に分けられます。問題の原因を明らかにするWhyツリーと、解決策をリストアップするためのHowツリーです。問題解決にロジックツリーを使う場合は、Whyツリーを作成してから、Howツリーを作成するという手順で進めます。
①Whyツリーで問題を分解する
まず問題点を書き、そこから「なぜ(Why)」を繰り返して細かく分解していきます。問題の根本的な原因が明確になるまで掘り下げます。分解するごとに、具体性を高めていくのがポイントです。
②Howツリーで解決策を導く
Whyツリーで問題が細かく分解され具体的になったら、次はHowツリーを使って改善策のアイデアを導きます。「どのように(How)」を繰り返し、改善策を書き出していきます。具体的な行動になるまで掘り下げましょう。
ロジックツリーのいいところは、問題の全体像をわかりやすく可視化できることです。何から取りかかっていいかわからない問題は、分解すると解決策が見つけやすくなります。