ビジネスの現場で利用されるフレームワークのひとつ「KPT」を使うと、効率的に問題を解決できます。
KPTとは、Keep、Problem、Tryの頭文字をとったもの。プロジェクトや業務の振り返りでよく使われていますが、問題解決に使うことも可能です。
やり方はとても簡単です。紙やホワイトボードなどに、以下の項目を書き出していきます。
- Keep → 良かったこと・継続したいこと
- Problem → 良くなかったこと・問題点
- Try → これからやりたいこと・改善策
まず、KeepとProblemの項目を書き、Keepで継続すべきことやProblemの改善策をTryに書きます。Tryの項目は、今すぐ実行に移せる具体的な行動を書くのがポイントです。
問題が起こったりうまくいかないと、後回しにしたくなることがあります。考えるのが面倒になるのは、問題が整理されていないからです。
書き出して問題点やとるべき行動が明確になると、思っていたほど難しくないと気づくはずです。