その仕事にかかる適正な作業時間については、算出が難しいですよね。経験や能力の違いもあるので、仕事量が多いのか、仕事の仕方に問題があるのか判断するのは簡単ではありません。
リクルートスタッフィング社では、複数人で同じ作業をしている業務について、全メンバーの作業時間を測定しました。すると同じ分量の同じ作業でも、経験ややり方の違いで15分から1時間までかかる時間に違いが生じていたことが判明。作業が早い人のやり方をマニュアル化して共有することで、作業の効率化を実現しました。
時間がかかっていることでも、知識や経験がある人に聞けばもっと効率よくできる方法が見つかるかもしれません。作業の効率化についての相談や、知識の共有ができる機会を設けてみるといいでしょう。
what to do
・作業の効率化について考える機会を設けましょう
・社内で作業効率アップの知識やテクニックを共有できる仕組みをつくってみましょう
注意すべきポイント
細かく作業時間を計測したり、管理しすぎるとプレッシャーに感じるメンバーもいるでしょう。作業の効率化は大事ですが、メンバーの精神的な負担にならないよう気をつけてください。