メンバーから不満の声が上がっていないからといって、安心はできません。仕事量が多いと感じていても、「仕事ができないと思われたくない」という思いから、なかなか上司にいえない人も多いのです。
「要領が悪いのではないか」、「自分の仕事の仕方に問題があるのでは」と、責任感が強く真面目な人ほど悩みを抱え込んでしまいます。残業を増やしたり、休日に仕事をすることで対処するもいるでしょう。
適切な仕事量か確認するには、直接話をする機会をつくるのがいいでしょう。仕事量の問題は切り出しづらいと感じている人が多いので、上司の方から積極的に話を聞く機会を設けるようにします。
what to do
・仕事量に問題はないか、雑談などでさりげなく聞いてみましょう
・メンバーが悩みを相談できるような機会を定期的につくりましょう
・それぞれがどのくらい残業しているか把握しておくようにしましょう
注意すべきポイント
頑張りすぎてしまう性格のメンバーは、とくに注意が必要です。「自分でも気づかないうちにキャパオーバーになってしまっていた」ということにならないように、上司が気をつけて見てあげるようにしましょう。