行動指針を浸透させるには、行動指針を普段から意識できるような仕組みをつくる必要があります。
スターバックス社では接客マニュアルのかわりに、「歓迎する」「心をこめて」など大切にしてほしい価値観や行動指針が書かれた「グリーンエプロンブック」という手帳が配られるそう。
スターバックスの店舗では、この価値観や行動指針を日々意識するための工夫がされています。
店内には「グリーンエプロンブックカード」という行動指針が書かれた、5種類のカードが用意されています。行動指針に沿った行動やサービスをしているスタッフに、メッセージを添えて渡すためです。
カードを書いたり受け取ることで、日々行動指針を意識することができ、ビジョンの実現につながるサービスについて考える機会が増えます。
行動指針が具体的な業務と結びつかなかったり、思い出す機会が少ないと、行動指針はなかなか浸透しません。
普段から行動指針を仕事と結びつけて考えられるように、行動指針を意識する機会を増やすための取り組みを考えてみましょう。