部下の成長をサポートするには、上司が部下の可能性や成長を信じなければなりません。
「やる気がないから」「成長意欲がないから」と、部下に期待することを諦めている上司のマインドが、部下の成長を妨げている場合があります。
ある研究では、「人は変われる・成長できる」と考える成長思考の上司は、具体的なフィードバックをしたり成長をサポートするなど、部下の指導に熱心な傾向がみられました。反対に「人は変われない・成長できない」と考える固定思考の上司は、部下の成長をサポートすることに消極的だったそう。
固定思考の上司は部下の変化や成長にも気づかないことが多く、成長思考の上司は部下の成長や変化にも敏感に気づくことができるそうです。
部下自身が「自分は変われない」「成長できない」と思い込んでいる場合も、成長が妨げられます。部下に成長できると信じていることを伝え、「変われない・成長は難しい」という思い込みを払拭するようにします。
上司が成長できた実体験を話したり、チームで成長体験を発表し合うのもいいでしょう。