日本IBM社では「短時間勤務制度」が導入されており、3日勤務、4日勤務、5日勤務(労働時間がフルタイムの6割もしくは8割の2パターンあり)の4つのパターンから選択できるようになっています。
育児や介護によりキャリアを中断せざるを得ない社員の支援としてスタートした制度ですが、ワークライフバランスの実現のためにも選択肢を増やすということになったようです。
キャリアアップのための勉強時間を捻出するために利用する人も多いようです。働き方に対する注目が高まるなか、働き方に多様性がある、働き方を選べるというのは企業の魅力のひとつとなってくるでしょう。
what to do
①メンバーに理想の働き方や勤務パターンについて聞いてみましょう
②業務の効率化や情報共有など、事前に必要な準備について考えてみましょう
③労務管理について、管理部門に相談してみましょう
④多様なワークスタイルの導入を検討してみましょう
注意すべきポイント
・特定の人に負担が偏ることのないよう配慮が必要です
・勤務時間で格差が生じることがないように、時間でなく成果で評価するのもいいでしょう