個人の裁量を高めたいなら、報告や連絡をやめてみるのも一つの方法です。
仕事の基本行動のひとつとして、報告・連絡・相談があります。この「ホウレンソウ」が義務付けられている職場も多いですが、報告・連絡・相談は本当に必要なのでしょうか?
ユニークな経営スタイルや社員の満足度が高いことで知られている未来工業では、管理主義は社員を信用していないことのあらわれだとして、報告・連絡・相談が禁止されているそうです。
未来工業には、報告・連絡・相談は責任逃れにつながるという考えもあり、権限移譲をすることでひとりひとりに責任感を持って仕事をしてもらうという狙いもあるようです。
個人の裁量を高めるには、報告・連絡・相談は最小限にすることです。報告・連絡・相談がうまく機能している職場ももちろんありますが、必要のない報告や連絡が義務化されていないかどうか、一度見直してみるのもいいと思います。