メンバーが評価に納得できていようなら、評価制度を見直す必要があります。
評価は大きく分けると、3つに分類されます。
①業績評価:成果や目標達成を評価する
②能力評価:能力・スキルを評価する
③情意評価:意欲や態度を評価する
「業績だけを評価する」「頑張りだけを評価する」というような単純な評価では、評価に偏りが生じる可能性があるため、複数の評価を組み合わせているケースが多いようです。公正に評価するには、複数の評価基準を設定する必要があります。
近年は、多面的な評価ができる360度評価や、評価される行動が明確にされているコンピテンシー評価などさまざまな評価方法が登場しており、独自の評価制度を導入する企業も増えています。
正当に評価されているという実感があると、仕事に対するモチベーションがアップします。評価は自身の仕事振りを振り返る機会にもなるので、評価制度をうまく利用すれば個人の成長を促進することも可能です。
さまざまな制度を検討してみて、チームにマッチする評価方法を確立するようにします。