評価の客観的性を高めるには、成果を表彰するのが効果的です。
エストコーポレーション社には、行動指針を体現している社員を表彰する制度があります。
この表彰制度では、月に一度、全社員による投票で受賞者が決まります。表彰式でサイコロを振り、出た目×3000円の報奨金がもらえるという楽しみもあるそう。
「みんなのお手本で賞」「自ら考え行動しているで賞」「日々進化しているで賞」など、ユニークな賞が目立ちます。ほかにも「笑顔が太陽で賞」「他者との架け橋で賞」などの賞があり、数字にはあらわれにくい人間力を評価する賞が多いのが特徴。
「認められたり、評価されることでこれからも頑張ろうと思ってもらいたい」という社長の思いから始められた制度だそうです。日々の努力を認めてもらえるのは嬉しいものですよね。
周囲の評価は、自己評価と他己評価のギャップを埋めるのに役立ちます。他者から評価されてはじめて、自分の長所や強みが認識できることもあります。
同僚からの評価をまとめて表彰するなどして、客観的な評価が得られる機会をつくってみてください。