複数人からフィードバックを得られると、評価された本人は評価に対して納得感を高めることができます。
自身による評価と他者の評価には、ギャップがあるものです。一般的に、自己評価と他己評価には、だいたい20%くらいのギャップがあるとされています。自己評価と上司の評価があまりに違うと、納得がいかないと感じることもあると思います。
自己評価と他己評価のギャップを埋めるには、他者による評価の客観性を高める必要があります。そのためには、複数人による評価が有効です。
VOYAGE GROUP社では360°評価が導入されており、複数人からフィードバックを得られるようになっています。半年に一度、「経営理念をいかに体現したか」を自分自身で選んだ5人にフィードバックしてもらうのだそう。
選ばれた5人は、ひとりひとりが時間をかけて、しっかりとフィードバックを行います。複数人から具体的な意見を聞くことで客観的に自分を評価することができ、課題もクリアになるようです。
評価者が増えると評価の客観性が増し、評価される本人の納得感も高まります。評価者やフィードバックする人数を増やすことで、評価やフィードバックの質を高めることもできます。