仕事にやりがいを感じるのはどんなときでしょうか?多くの場合、以下の2つのパターンで、人は仕事にやりがいを感じることが多いようです。
①周囲から感謝されたり認められたとき
②仕事で達成感や自己成長を感じられたとき
責任ある仕事を任されることで、上司に認められ評価されていると実感できます。さらに仕事が完了すれば、自己の成長を感じることもできるでしょう。
いつも上司の命令に従って仕事をしていると、指示された仕事しかできなくなってしまう恐れがあります。責任感を持って、自発的に動くことを習慣づけるためにも、ひとりひとりに仕事の裁量を与えるのは大切なことです。
仕事を任せるのは、面倒に感じることもあるでしょう。自分でした方が早くて確実かもしれません。しかし、何かあったときのリスク回避やチーム全体の生産性の向上のためにも、個人が仕事を抱え込むことは望ましくありません。
部下の能力を引き出し、さらに高める環境を用意するのもマネージャーの務めです。チーム全体の力を引き上げるためにも、できるだけ裁量を与えることを考えてみてください。
実施チェックポイント
・何でも自分でやろうとしていませんか?
・仕事のやり方や進め方など、メンバーに細かく指示を出しすぎていませんか?
・自分にしかわからない・できない仕事がありませんか?