心理学者のエドワード・デシとリチャード・ライアンが構築した、自己決定理論(Self Determination Theory)。この理論は、3つの基本的欲求(自律性、有能感、関係性)を満たすことでモチベーションが高まるというもので、スポーツや教育、ビジネスなどさまざまな現場で応用されています。
モチベーションを高めるための3つの基本的欲求
自律性の欲求:自ら選択し、主体的に行動したいという欲求
有能感の欲求:自分は能力があると感じたいという欲求
関係性の欲求:周囲といい関係性を築きたいという欲求
この3つの欲求が満たされていると、人は高いモチベーションを保つことができるとされています。
人は褒められると、有能感や自己効力感が高まります。有能感の欲求が満たされ、モチベーションのアップにつながるでしょう。
人は褒められると意欲が高まるという実験結果は、多数報告されています。日々の仕事に対する頑張りや努力などを褒めることで、仕事への意欲も高まります。
実施チェックポイント
・日常的にメンバーの頑張りを褒めていますか?
・メンバー同士で褒め合うことはありますか?
・メンバーの貢献や実績を賞賛する機会はありますか?