部署や世代を超えた社員同士の交流機会を増やすことで、組織力を高めることができます。
パナソニック社には、「One Panasonic」という有志の会があります。先輩社員と接する機会が少ないと感じた創設者が、他部署の人と交流したり、先輩に気軽に相談できる機会をつくりたいと思ったことがきっかけとなりできた組織です。
モチベーションの向上、知識の拡大、組織や年代をこえた人的ネットワークの構築がミッションとして掲げられています。
4半期ごとに開かれる全体交流会では、社長や経営幹部、社外の著名人などをゲストに迎え、意見交換や議論が行われます。経営層と社員が直接意見交換できる機会となっており、仕事のモチベーション向上にもつながっているようです。
テーマ・目的ごとの意見交換会などが開かれていて、部署を超えた新規事業が生まれることもあるそう。
全社的な交流が活発になり部署間の連携が深まると、新たなビジネスやサービスのアイデアが生まれやすくなり、組織力の向上にもつながります。
普段から他部署の社員同士が気軽に話せるようオフィス設備や座席の配置を工夫したり、会社全体で交流会を開くのもいいでしょう。